エルフィールドのアップライトポールの代用にFIELDOORのポールを使ってみた

スノーピーク エルフィールドのキャノピーポール(跳ね上げポール)にFIELDOORのポールを使ってみた(アップライトポールの代用) エルフィールドにはキャノピー(前室のひさし)があり、キャノピーポール(跳ね上げポール)を挿せば前室を延長できてさらに広く有効活用できます。

ただ、エルフィールドにはキャノピーポールが同梱されていないので、自分で用意する必要があります。

スノーピークはキャノピーポールとして「アップライトポール」を販売していて、エルフィールドでももちろんアップライトポールを使えるものの、自分が購入を検討した時点では入荷待ちでいつ買えるかわからない状態。

※アップライトポールの在庫が復活している時もあるので、アップライトポールが希望の場合はまずはスノーピークをチェックしてみてください。
スノーピーク(snow peak) タープ アップライトポールセット TP-080


そこで、とりあえずつなぎとして以前買ったコールマンの高さ180センチのキャノピーポールを使っていましたが、不便なところがあったので買い換えることに。

在庫のないアップライトポールの代用として、FIELDOORの230センチのボールを買ってみたのでレビューします。

コールマンの180センチキャノピーポールを使ってみて不便な点

180センチは少し低く頭がキャノピーに当たる

自分が持っているコールマンのキャノピーポールは高さが180センチ。

自分の身長は176センチなので、帽子などをかぶっていると頭がキャノピーの入口にぶつかってしまいます。
頭がキャノピーに当たると何が辛いかといえば腰。

キャノピーにぶつかったままの状態でもそのまま前に進めばテントの中に入れはするものの、キャノピーと帽子が擦れてガサガサうるさいし帽子が脱げてしまうなど不便。

なので結局は頭がキャノピーに当たらないように姿勢を低くしてテントの中に入るけど、そうすると腰への負担がなかなかきついです。
エルフィールド+コールマンの180センチポールで2回キャンプをしてみて、あまりの不便さにできるだけ背の高いポールを買おうと決意。


高さの調整ができない

コールマンのポールでもう1つ不便に感じたのが高さ調整ができない点。

コールマンのポールは3つのポールをつなげることで1本のポールになりますが、それぞれのポールは金属製のコードで繋がっているのでポールを1本抜いて2本でポールにすることができません。
これだと例えば日をさえぎったり、雨が降ってきた時に雨水がキャノピーにたまらないように流したりするために片方のポールだけ短くすることができないのがネックです。


エルフィールドのアップライトポールの代わりにできるだけ高いキャノピーポールを検討⇒FIELDOORの230センチポールに決定

これらの不満を解消するために、できるだけ背が高いのに加えて高さの調節ができるポールを探してみることに。

その中で条件にぴったり合ったのはFIELDOORの230センチのポール。一本3,500円前後、2本で約6,000円ちょっとなのでアップライトポールよりも安いのもポイントです。
FIELDOOR アルミテントポール 直径24mm 6本連結 調節可能 70~230cm プッシュピン 4段階 伸縮 分割式 キャンプ タープ
FIELDOORロゴ 250センチやら280センチやらこれよりも背の高いポールはたくさんあったものの、230センチを超えるとポールの太さ(直径)が28mm・33mmとかかなり太くなってキャノピーポールとしてはオーバースペックになるし、見た目も不格好になりそうだったのでパス。

その点、FIELDOORの230センチのポールは太さが24mmで強度がありつつ太すぎないギリギリのラインで、エルフィールドのサイズ感ともマッチしていていいです。

エルフィールドのキャノピーにFIELDOORの230センチポールを取り付けた様子。ほどよい太さでよくないですか?(撤収の時に撮ったので散らかりまくりで見苦しくてスミマセン)
エルフィールドのキャノピーにアップライトポールの代わりとしてFIELDOORの230センチポールを設置。エルフィールドに違和感なくなじんでいる

FIELDOORの230センチポールを使ってみて良かった点

キャノピーに頭が当たらない!

FIELDOORの230センチポールを買っていちばん良かったのが、キャノピーに頭が当たらなくなった点。

キャノピー入口は姿勢をまっすぐにしても頭は全く当たらないのがうれしい。
エルフィールドのキャノピーにFIELDOORの230センチポールを付けるとキャノピー入り口で頭が当たらない キャノピーの真ん中辺りでも高さに余裕があるので頭は当たらず。いつも通りの姿勢で歩いて通れます。
エルフィールドのキャノピーにFIELDOORの230センチポールを付けるとキャノピーの真ん中あたりでも頭が当たらないのでいつも通り歩いて通れる 前室の入り口になるとさすがに頭が当たるものの、キャノピーの入り口の時点から頭を下げないといけなかったコールマンの180センチポールに比べれば快適さは天と地の差。
エルフィールドの前室入り口あたりではさすがに頭が当たる 自分の思惑通り腰の負担も激減したのでうれしい限りで、これだけでもこのポールを買ってよかったと思っています。


ポール同士がコードでつながっていないから一部のポールを抜いて高さの調節ができる

FIELDOORのポールはコールマンのキャノピーポールのようにポール同士がコードで繋がっていないので、高さを調節できるのもメリット。

一部のポールを抜き片方のポールだけ短くしてキャノピーに角度をつけることで、雨水を流したり日をさえぎったりできます。
一部のポールを抜き片方のポールだけ短くしてキャノピーに角度をつけることで、雨水を流したり日をさえぎることができる ちなみに、ポールの本数を増減することで70センチ~230センチの高さに調節可能。


上端のポールは外さずに高さを5センチ間隔で5段階調節できる

FIELDOORのキャノピーを止める一番上のポールは、抜かなくても高さを5センチ間隔で5段階調節できるのも使い勝手がいいです。

調節はシルバーのぽっち(プッシュピン)を押し込んでポール本体を上下にずらすだけ。
一番上のポールはプッシュピンを押し込んでポール本体を上下させることで高さを5センチ間隔で5段階調節できる ポールの高さをちょっとだけ調節したい時には、一番上のポールで微調整しましょう。


脚先のキャップ(ゴム足)が幅広

FIELDOORのポールの足先には、そこそこ幅広なゴム足付き。
FIELDOORのポールの足先には、そこそこ幅広なゴム足が付いている。 この程度広ければ、地面がぬかるんでいてもポールはめり込みにくいのがポイント。


アルミだから軽い

コールマンのキャノピーポールは、スチール製なので短い割にそこそこ重さがあります。

対してFIELDOORのポールは230cmの高さで重さが900グラムとかなり軽いので、設営時に重さでかかってくる手の負担も少なくて楽です。


ツヤ消しのブラックで安っぽくない。アルマイト加工で腐食しにくい

FIELDOORのポールは、仕上げがツヤ消しで安っぽさがないのもいいです。
FIELDOORのポールは仕上げがツヤ消しで安っぽさがないのも好印象 また、表面をアルマイト加工しているので腐食しにくいのもメリットで、雨のキャンプでも気にせずガンガン使えるのもメリット。


FIELDOORの230センチポールを使ってみて気になった点

今のところなし。しいていえばポールをつなげるのに少し手間がかかる点ぐらい

FIELDOORの230センチポールを実際に使ってみてデメリットがないか探してみたんですが、正直今のところ何もないです。

しいていえば、ポール同士をつなげるときにプッシュピンを一度押し込む必要があるんで、すべてのポールがコードでつながっていて少し引っ張ってつなげるだけでOKなコールマンのキャノピーポールに比べれば少しだけ手間がかかる点ぐらい。
でも、これは同じ構造のポールすべてに当てはまることなので特に問題ではないですね。


まとめ。FIELDOORのポールは質感高くて機能性も◎ かゆいところに手が届く良品

FIELDOORの230センチポールを買ってみて思ったのは、「買ってよかった!」ということ。この点につきます。

まず、ポール購入の一番の動機である頭がキャノピーにつかない点を230センチの高さのおかげでなんなくクリアし、エルフィールドに取り付けても浮くことなくなじんでいる時点で自分的には十分満足。

さらに、このポールの高さはポールを抜くだけでなくプッシュピンによる調節が可能で、アルミツヤ消し&アルマイト加工など作りもしっかりしているのでさらに満足度高し。

このスペックで2本セットで6,000円ちょっとならコスパはいいと思う。

スノーピークのアップライトポールを買いたいけど在庫がなくて困っている人や、アップライトポールよりも安くていいポールが欲しい人にはもちろん、自分と同じようにもう少し背の高いキャノピーポールが欲しい人にも、FIELDOORの230センチポールはおすすめです。

FIELDOOR アルミテントポール 直径24mm 6本連結 調節可能 70~230cm プッシュピン 4段階 伸縮 分割式 キャンプ タープ